
Kindle出版ってなんでお金が稼げるの?
このような疑問にお答えします。
あなた誰?
- ボクは2020年7月にKindle出版スタート
- 1年間で10冊のKindle本を出版(著書一覧を見る)
- ベストセラーも獲得
とにかくわかりやすく、シンプルに解説しますね。
では、よろしくお願いします。
もくじ
印税(ロイヤリティ)には2種類ある
この2種類です。
ポイント
- 売り上げの35%か70%(売れて稼げる)
- 読者がその電子書籍で初めて読んだページ数(読まれて稼げる)
ひとことで言うなれば、
「売れて稼げる」
「読まれて稼げる」
シンプルでわかりやすいですね。
それぞれ解説しましょう。
売り上げの35%か70%(売れて稼げる)
ひとつ目の収益化の仕組みは「売り上げ」です。
これは、とてもシンプル。
一般的に、紙の本の印税が10%前後。
つまり、1,000円の本が一冊売れると、100円の印税ですね。
しかし、Kindleでは35%か70%とケタ違い。
1,000円の本だと、350円か700円の印税です。
この時点で、凄いですよね?

なんで、こんなに印税がもらえるの?
Kindle本は、ただの「データ」だからだよ

そうです。電子書籍は、紙の原価や、配送コストなどが要りません。
「データ」だからできる技ですね。

35%か70%ってなに?選べるの?
70%にするには2つの条件があるよ

やさしく解説します。
印税を70%にする方法
1、価格を250円〜1250円に設定すること
まず1つ目は、販売価格の条件。
一般的な文庫本や新書も、この価格帯が多いですよね。
だから、あなたの本もこの価格帯で問題なし。
自分の作品に値付けするのって、想像以上に難しいですもんね。

販売価格の範囲が決まってた方が、出版しやすいかも。
70%のロイヤリティにしたい場合は、250円〜1,250円で値付けしましょう。
ココがポイント
- ちなみに、出版後も価格の変更は可能です
- いろんな価格帯を試してみよう!
2、KDPセレクトに登録すること
2つ目の条件は、KDPセレクトに登録することです。
かんたんに説明すると「Amazonでしか販売しません」って独占契約すること。
「独占契約する代わりに、印税70%ね」とAmazonと約束しましょう。

ちなみに、Amazon Kindle以外の場所でも、電子書籍は販売してます。
代表的なのは、LINEマンガや、楽天Koboなど。
ただし、いちばん読まれてるのは、Amazon Kindle。
なんたって「GAFA」の一角ですからね

ですから、電子書籍をこれからはじめるあなたは、Amazon Kindleで問題なし。
読者がその電子書籍で初めて読んだページ数(読まれて稼げる)
2つ目の収益化の仕組みは「ページ数」です。
Kindle Unlimitedとは月額980円で、対象書籍が読み放題になるサービス。
先ほど説明した「KDP」に登録すると、あなたの本はKindle Unlimited対象書籍になります。
Kindle Unlimitedメンバーは何度でも同じ本を読むことはできます。
ただし、初めて読んだページ数のみがロイヤリティの対象です。

1ページいくらになるの?
2021年現在、1ページ約0.5円くらいだよ

実はこの部分、Amazon側もはっきりとした数字を明記してないんです。
と言うのも、KDP セレクトグローバル基金が世界中の規模で算定するので、かなり複雑な計算方法。
だから、ざっくり1ページ0.5円と考えててOK。
ただし、この金額も年々変化します。
ここに注意
- 少しづつ下がる可能性が高い
- 0.6円 → 0.58円 → 0.56円と推移してる
どこまで下がるか、誰にも分からないです。
だから、できるだけ早く、Kindle本を出版しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にもう一度おさらいです。
ポイント
- 売り上げの35%か70%(売れて稼げる)
- 読者がその電子書籍で初めて読んだページ数(読まれて稼げる)
最初は、Kindleの印税の仕組みをおさえましょうね。
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